呼吸管理
呼吸する度に縄が身体を圧迫する
拘束する為の緊縛が私の好みな後手縛りであれば、行動を制限する縄とは別に身体へ這わせる飾り縄の役割は呼吸という常に必要な動作を圧迫し、生殺与奪の権を握り支配下に置く役割だと考えます。
某一世を風靡した有名な漫画の台詞ですね。

しかし究極のマゾヒズムとは、相手に生存権含む全ての権利を相手に委ねると言っても過言ではありません。
実際には日常生活があるのでそこまで行き過ぎる事に対しては理性が働きます。
それすらも望まれる場合は一般的には心のケアが必要ですね、となる訳ですが、多種多様な性癖を抱いてるこの界隈では一般常識に当て嵌める方が難しいのです。
首絞めセックスが心地良いと感じるあなたは立派なアブノーマル。我々と同じくマイノリティ側の人間です。
変態の世界へようこそ
さて、緊縛に置きましては、身体の自由を日常生活に比べると絶望的なまでに制限され、緊縛を施した相手に委ねるしかない状況に陥るわけです。
そこに自ら堕ちる事に、日常生活では決して味わえない非日常を感じる事が出来て、それが癖になる事でマゾヒズムを開花させていくわけです。
私は拘束した縄の後には、9割近くの確率で飾り縄を入れます。
見た目に拘るアーティスト気質なのもそうですが、縄は身体に這わせれば這わせるほど拘束感を得られる訳です。
ちゃんと留まってなかったら意味ないけどね!!w

圧迫感を感じやすい緊縛手法として上記の緊縛写真を抜粋させていただきました
女性の乳房に縄をかけて、呼吸まで制限する緊縛です。
人間は息苦しくなると、段々と思考回路が麻痺してきます。
そこへ写真のような、乳首という敏感な箇所へ痛覚を与えてみるとしましょう。
想像絶する感覚が脳に伝わる事と思います。
その感覚を現在の状況と併せてサディスト側の意のままにされてるマゾヒストは、性的快楽を感じるのです。
この時のお股、凄い事になってますよ。
こういった快楽を与えてくれるサディストに、マゾヒストは好意を抱いてくれたり、一時的な性的欲求を満たすべく声を上げるのだと私は思います。
