縄痕
ご主人様の手で身体に刻まれた今日の日の思い出
縄痕やSMプレイの痕を見てプレイの事を思い出せる為、愛おしさの証と感じるM女性は多いです。
反面、日常生活では場合によっては身体に残る縄痕は支障をきたす可能性もあるものです。
縄で縛られる事自体が、日常生活で身に起こる事などありませんからね。
暴行を受けた痕だと、意図せず解釈されると事件性が出てきます。
近畿地方もようやく梅雨が明け、いよいよ夏本番。
ノースリーブのトップスなどでは二の腕にくっきり縄痕が見えていると、周囲の目が気になってしまう方もいるのではないでしょうか?
薄着の季節ですが見せる肌に残る縄痕に悩まないよう、いくつか対策をご紹介していきます。

そもそも縄痕とは、身体の同じ箇所をずっと圧迫され続けてできたもの。
圧迫=血流が滞っていた訳ですので、緊縛後にはそれを改善してあげることが大切です。
お風呂でマッサージ
まったりする時間があるなら、お風呂に漬かってマッサージするのがお勧めです。
20~30分程しっかりお風呂場で体温を温めて血行促進させ、痕になっている箇所をマッサージしてあげれば意外と縄痕は薄くなります。
もう少し効果を高めたい場合は、40度程のお湯を張った浴槽で身体を温める→25度ほどの冷たいお湯をかける→湯船に浸かる→また25度程の冷たいお湯をかける、という工程を繰り返します。
血管の拡大と縮小を繰り返させて、より血行促進効果を高めることができます。
即効性の高い縄痕対策
お風呂でまったり浸かっている時間がない場合もありますね。
そういう時には、人間の自然治癒力ではなく外用薬に頼りましょう。
傷跡を隠す軟膏薬を縄痕に塗ってあげれば、くっきり残った縄痕もかなり薄く隠すことができます。
普段使いでもこの時期に悩まされる虫刺されの痕や、何処かにブツけた痣痕に塗ると、気になるお肌の痕を上手に隠せますよ。
そもそも縄痕を残さない

緊縛といえば麻縄。
私も麻縄を愛用していますが、麻という素材は伸縮性が少ないもの。
緊縛用に滑され柔らかく仕上げた麻縄でも、縄痕は身体に残るものです。
一方で綿ロープの場合は元々柔らかい素材である為、伸縮性も高く身体への纏わりも優しいもの。
綿ロープで縛っても薄っすら縄痕はつきますが、麻縄で縛った時ほど肌にしっかりとは残りません。
日焼け対策アームカバーで痕を隠す
一人暮らしで家の中で家族の目がなく、とりあえず外出中に有象無象の人目に縄痕を見せたくない場合は、日焼け防止のアームカバーを装着しましょう。
最近のアームカバーは通気性も高い上にUVカット効率が高く、本来の目的である紫外線対策から綺麗な肌を守ります。
この時期であれば装着している事に何の違和感もないので、堂々とプレイを楽しんだ帰り道をプレイの余韻に浸りながら帰宅しましょう。
とはいえ隠れているだけで実際肌には痕が残っているので、翌日お仕事であればそのままだとマズイもの(´・ω・`)
家に帰ったらちゃんとお風呂に浸かってリラックスしましょう。
帰宅時以外にも
アームカバーを装着したまま、緊縛プレイを楽しむという手もあります。
縄と肌の間にワンクッション、アームカバーが入ってくれるので
縄が擦れて破れる可能性があるので、縛り手の腕の魅せ処です。
下手な人は普段から縄でストッキングを破ってしまいますが、上手な縛り手さんなら同じ要領で行えばアームカバーをかませても問題なく緊縛できるでしょう。
クッションとなるものであれば、タオルやスカーフなどで保護してあげるのも一つの方法です。
ちょっと見た目が…というビジュアル面の問題はありますが、対策の一つとしてご紹介します。
緊縛する側が行うべき注意点
いうまでもない事ですが、縄痕と怪我はまったくの別物です。
今回は外傷的なものを例にあげると、縄の擦れによる摩擦火傷です。
肌の上に縄を這わせる時にキツく喰い込ませたり、相手の身体を労わらない縛りはせっかく受けてくださってる方も苦痛に感じてしまいます。
スピード重視で縛る時も、自分の手で縄を取りながら相手の肌に縄が擦れないよう行いましょう。
安全に緊縛、SMプレイを二人が楽しむ為にも、参考にして頂けると幸いです。