快楽をその身に教え堕ちていく

SMって何が楽しいんですか?

というお話を振られる事があります。

「痛がってる姿を見るのが楽しいんでしょ?」

「女の子のカラダ好き勝手したいだけじゃないの」

正直それもあるのですが、そのまま伝えると会話終了になります。
物事の魅力を伝える為には、表面的な見え方の少し先を話すと伝わりやすいです。
ディープな話をしても専門的な話過ぎて素人にまったく伝わらない事って、日常でもよくありますよね。

「理性の皮が破れて、性欲を剥き出しにする姿が見られるのが楽しいよ」

心と身体がSMプレイが進む内に欲望に忠実になっていく様子を見て楽しむ。
S側は常にMを見て、反応や心理状態を見続けてMが満足するまで導く。

なんて言っていますが、どんなに取り繕ってご高説宣っても、やってる事は拘束して物理的に逃げられない相手を煮て焼いて好きにしているようにしか表面的には見えない訳です。

蛸壺

基本的にSM系の映像作品は調教師がM女を鞭や様々な器具を使って責め、抵抗する気力を失わせたり厳しく接した後に優しく懐柔して従順な奴隷に仕上げていくストーリーが多いので、一般的な性癖の人がもつSMのイメージってそういうものです。

現実の人の心はそう単純ではないので、Mだからこうすれば悦び奴隷にできるという模範解答は存在しません。
性とオーガズムのメカニズムを知っていれば本筋はある程度の手法は似通ってきますが、最後の一押しに関してはM女が10人いれば10通りのツボがあります。

「あの子はこれで気持ちヨガっていたのに、なんでお前は感じないんだ!お前はMじゃねえ!!」

という嘘みたいな話する人が実際にいるんですよ(笑)
そんな単純な話であれば、きっと私みたいな冴えないブサイク野郎でさえモテモテです。
一つ成功のノウハウを持っていれば全てに流用して通じる程、人の心は単純ではありませんよね。

出会いのノウハウがある事は事実ですけどね。

だからこそ『気持ち良かったのでまたされたい』と思えるプレイが出来て、二度目の調教に繋がった時は嬉しいです。

二回目以降の調教があるという事は、少なからず楽しかった、またお願いしたい等、良い印象だったと思っています。

一回目の時に弱みを握って無理矢理従わせる事はしてません。

この写真をばら撒かれたくなかったら・・・以下略、なんてやりとりはしていませんし、ホームページやツイッターやインスタに載せている写真は全て被写体の女の子から投稿内容の許可をもらって公開しています。

二回目以降のプレイがある時の傾向は、

  • 会話が弾んだ
  • 人生相談を受けた
  • 適度にイキまくってた

あんまりプレイ内容関係ないんですよ。
緊縛が上手だとか、私より上手い人は山ほどいます。
一度きりの関係の時は大体この三箇条が当て嵌まりません。

自分なりの答えは、警戒心を少し緩めても問題ないと思ってもらえたからだと思います。

人間心理を考えれば単純な話ですが、構えた状態で理性を放棄などできませんよね。
友人と呑みに行けばビール3杯で酔えるのに、取引先と呑みに行って何杯呑んで表面上酔ってても冷静な思考力は残してる、そんな感じです。

会話が弾んだ時や人生相談の際、私は基本的に口下手なコミュ障なので喋るタイプではありません(笑)
なので会話のきっかけを作るのはいつも悪戦苦闘します。沈黙を苦にしない子であればいいんですけどね。

普段は聞き役の方が多いです。そのうえで30年生きてきた経験で似たような事があればそれを題材に共感したり、求められればどうしたかを話します。
自分からアドバイスはしません。女の子は答えを求めず共感を求めます。出過ぎた真似は余計なお世話なのです。

適度にイキまくってたというのは、イキすぎると物凄く疲れるのでやりすぎないように注意して見る事です。

敏感な子がイキ狂う姿を見てると楽しくなる気も分かりますが、心開いてない状態でイカせ続けるのは逆効果です。

己の技術力の誇示に女の子を使う事をしてはいけません。

オーガズムは女の子自身が掴みに行くものであって、私が無理矢理イカさせるのは御門違いです。
私がするのはきっかけづくり。それくらいの気持ちで望む方が、判断力が鈍る事も減ります。
結果的にM女の子が気持ち良く遊んでくれればいいですからね。

じっくり時間をかけて女の子が淫乱な性欲を顕にしていく様子を、私はこれからも楽しく遊びながら見守っていくのです。

はじめて緊縛を受けた女の子たち

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